採用担当
谷津 亜沙子
Asako Yatsu
2008年入社 北海道教育大学卒

学生時代、就職活動を進めてはなまるから内定を得たとき「一つ自分の居場所ができた」と感じた。スタートは店舗。緊張感や不安など、張り詰めていた気持ちが弾けてしまった「大事件」はいわば原点。

食材へのこだわりと同様に「人」にも気を配っていきたい

はなまるは、不思議な一体感(笑)がある会社です。私も店舗でいろいろな経験をしました。やはり仕事ですので、怒られてしまうこともあります。そんなとき、なぜか皆一緒に残っていたり。何かをするわけでもなく、ちょこんと隣に座っていたりするのです。何か心配だからなんですね。そんな雰囲気が、今でも各店舗にあります。

店舗での仕事はもちろんですが、私たちのように本部で仕事をしていても、最後には「人」と関わることになります。採用担当という仕事は、その最たるものだと思っています。学生の皆さんという「人」、新入社員として入社してくる「人」、それだけでなく、現在店舗で仕事に臨んでいる社員という「人」の気持ちまで含めて、全部が気になります。できるかどうかは別として(笑)、一番に気に掛けていたいと思うのです。

東京で2店舗目となる「銀座店」を出店し、当社の成長はこれから加速していくことになります。当社にはその力がありますし、基盤も整っています。人材も育っています。そうした環境が整った会社であり、地元である北海道の食材にこだわった「食」を提供する「北海道の地元企業」であるはなまるに、もっともっと注目していただきたいと考えています。

飲食業界へのイメージに縛られないために

学生である皆さんは、アルバイト経験も豊富ではないでしょうか。そして、せっかく飲食業界でアルバイトを経験しても「アルバイト先以上の存在」にならない、言い換えれば「就職先としては考えられない」というのは、そのアルバイト先での経験が「楽しくなかった」からなのではないかと思うことがあります。そのアルバイトの仕事経験が楽しければ、少しは就職先として意識するのではないか?と思うからです。

反面、アルバイトだけでは知ることができない仕事も多くあるものです。飲食業界だから「PCを使う機会はないだろう」と思うかもしれませんが、意外と使う機会が多かったり。仕事の中身も任される業務も、経験を重ねるうちにどんどん変わっていきます。「接客が楽しくてしょうがない」という方であれば、将来的に接客教育担当になる道もあります。調理の道を極めるという選択肢もあります。

「飲食業界の仕事」という、ある意味固定化されたイメージの奥に、さまざまな選択肢が用意されていることを、皆さんにお伝えしていけたらと思っています。